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質屋だけに“質”ネタです 質屋をやっておりますと日常様々なものが目の前を通り過ぎます 

POV

Q:色がなければないほどイイものってなんでしょう?
 透明であればあるほど尊ばれるモノです

A:心 たしかに
 新婦 たしかに
 ダイヤモンド そうです
 ダイヤモンド

基本的に無色透明が価値の高いものとして
取引されます >レッドやピンクなど例外もあります
多くは黄色味、ブラウン味を帯びていくレベルで
ランクづけされます

特にブラウンがかるとガクンとその価値は落ち
人気の度合いも下がることが一般的です

売る側としてはそこを逆手に取り
コマーシャルネームを与えることにより
価値を上げるような手法をとる場合が多々あります
ブラウンダイヤ、これじゃ売れません
これを
コニャックブラウン、と呼んだらどうでしょう

黄色味もそうです
思いっきり黄色いものは逆に希少性の高いものとして
価値が上がりますが中途半端に黄色味を帯びたものは
シャンパンイエロー、などというわけです
さほど意味を持たないコニャックだとかシャンパンだとか
なんだか高貴でおしゃれっぽいイメージの
コマーシャルネームが与えられるのです
“なんだかよさそう感”の確立です

これはpoint of viewの考え方でしょう
売る側のイメージ戦略で
本来の価値をさらに高めようとします

Mcのフレンチフライは
その揚げ色を ゴールデンブラウン と呼んでいます
訳せば黄金茶色でしょうか なんだか大げさ&びみょーです

そこが売る側のイメージ戦略
ゴールデンという一見意味ありそうで
ポテトにはなんら関係ない 黄金 という
呼び名を与える事により
“なんだかよさそう感”を放っているのです