祝30ミリ

6694はとかく有名 
35ミリで21世紀の時計選び基準ではまぁまぁの
大き過ぎず小さ過ぎず程よいサイズなのだろう

そんな弟分とも言えそうな6466が入ってきた

30ミリケース、ダイアル直径約25ミリほどなので
文字盤:490mm2ほど
上から見た腕の幅が50-55ミリほどの方は
ドンピシャに相対的バランスがイイのである
もちろん主観的な好み、個人差があるので
趣味嗜好でしか言えないが

ちなみに
6466の中身と6694の中身はご一緒
ということは
6466、詰まってます
6694、周りに詰め物 ってこと
その視点から考えると
6466がオリジンで6694が派生系とも言える

時計のベストサイズ云々、たまに記事で見かける
34-36あたりが多く言われる感じか
ある人はどんなサイズでも絶対的評価で選べという
それこそが今まで大きいのが売れてきた証左だ、と
わたしは違うと考えている
その人の腕サイズに合わなければハッキリ言って見苦しい
スーツの類と同じだ
サイズ感が間違っている(そのほとんどは大き過ぎ)ものは
時計ばかりが突出して目立ち、他人に押し付ける感がる
自己(自時計)主張が強すぎてしまうのだ
ただでさえ現代の時計は針やアワーマーカーなどの
数字や指標が大きくカジュアル、かつ色使い大胆で
アクセント的に赤や青などのカラーリングを入れてくるものが多い
時計自体、それ単体だけでも過去の時計より主張が強いのだ
そこを引き算しないといけない

あの人今日何の時計してたっけ?、
となれば大成功
あの人今日SSのデイトナしてたね、
というのはあなたに合っているものではなく
それだけが目立っていたということだ
ネクタイと同じ
記憶に残ってはダメなんです
いい意味で埋没させるのだ
何か一つが目立つということは
その人や他の物と調和が取れてないことを意味する
一つだけ(この場合は腕時計)を突出させないバランス感覚

大抵、足し過ぎによる悪趣味を引き起こす
いつでも引き算を心がけ高度なバランス感覚を身につけたいものです

Uncle murmur Nel cor piu