Maybach消滅は何を意味するか

マイバッハブランドが
2013年で廃止されるようだ

02年に復活したので僅か11年の命
2002~2013年、
世界的に経済が活性していたとは思えない
時代が悪かったのか
そもそもの需要が少なかったのか
復活当時は結構話題になったのを記憶している

5500cc 490馬力
5980cc 612馬力
モデル57で5000万円
ランドレーは1億4000万円から、
というモンスターだ

こういったバブルの産物的商品は
いまどこの業界でもフラフラだと思う
それは経済の不安定、先行き不透明感などは
もちろんだがそれだけではないだろう
こういった超ハイクラスに興味を示さなくなっているのではないだろうか
求めるステータスに変化が起きている
もはや車も腕時計もステータスとは無縁だろう
石油王だってプリウスに乗る時代だ
世界的に有名なITの社長だってGショックをしている

ただ好きだから、これが一番根深くて
そこにステータス性を求めない人が増えている
モノで見栄を張る時代はもう終わっている

車やバイクで言えば
パワー競争や排気量競争、
そういったヒエラルキーは今の時代存在しない
今回マイバッハブランドの廃止アナウンスを目にして
02年復活時点ですでに時遅し、だったのだろうと感じた

Uncle murmur Nel cor piu