質屋には未知が来る

こんなロングアイランド見たことありますか

どこがフツウのと違うか?

よ~く見てください
ガラス縁とケース側面

そうなんです!
美しいエンブレービングが施されております

珍しいです
特注でしょうか

このロングアイランド
知らなければ フランクミュラー以外の第三者が勝手に
模様を彫ったと判断も出来ます
いわゆるアフターモノです
しかし○×フェアでワールド通商がエングレービングの
サービス販売を行った事実を知っていれば
世界に一つのレアピースであることが分かります

この判断はどうやってするのか?
お客様を待たせたまま何分もググるわけにもいきません

我々は モノを見て、値段をつけます
知らないモノを 分かりませんとは言えません
万物を網羅することもできません
イレギュラーなモノがたくさんある世界
アンテナは常にバリ3にしておかなければいけません

知識 経験 感 すべてを導入して答えを出します

突然目の前に未知がやってきます
 >100円のモノか100万のモノか
  そもそも本物か、偽物か 分からんモノ 未知
熟考反芻して判断下し、既知とします
 >知識 経験 感で判断を下します

未知を既知に変える仕事なんです
だから質屋は面白い