デルジェズ押収よりもっと凄いこと

ご存知のとおり堀米さんのグァルネリデルジェズが
フランクフルト空港で押収されたらしい

堀米さんのと言えば1741年製のヨーゼフである

堀米さんは 仕事道具なので今まで幾度と無申告で行き来していた、と主張している
仕事道具なら許されますからね

ちょっと興味あるネタなので調べてみたのですが
どうやらカルネすら取っていなかったようです

つまりこれが本当だとすると
今まで平気だったからきっとこれからも平気だろう、という勝手な解釈とも取れる

堀米談:「楽器は仕事の道具であり、演奏家にとって体の一部のようなもの。
今まで何度もフランクフルト空港を利用しているが、
何の問題もなかった。なぜ突然こんなことになるのか分からない」

体の一部ですよ、そんなに大事なら逆にちゃんとカルネ取って
行ってれば より安心 より安全 だったんじゃないでしょうか

ヨーゼフの評価額100万ユーロ(約1億円)の19%に当たる
19万ユーロ(約1900万円)の関税への支払いが求められているそうだ

どうなるか、わからんけど

欧州の空港税関って 本物のデルジェズだ って識別できる方が
居るのでしょうか?
それとも 堀米さんが これは本物のデルジェズよ! って主張したのでしょうか?w
んなアホな

 何で本物のデルジェズと分かったか

押収よりこっち↑のほうがずっとずっと すげーーー! って思うんです
オークションの下見会場ならまだしも
空港のお荷物検査レヴェルですよ

そこでの鑑別技術のほうがずっと気になります

この件、とても残念だけどパールマンだったらこうはならないだろう
アイザックスターンもズービンメータも空港を顔パスできるほどだったという
そんな彼らにVn等の仕事道具いちいち調べていたとは考えにくい

要は 国際的に有名かどうか 
ここが弱かったからなんじゃないかなぁって感じるんです

【デルジェズ、欧州で押収の○と×】

○:堀米さん、知名度上げました
×:どうやって鑑別できたのかが不明

colle-shiba

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