スチールに熱を加えると
青っぽくなり強度も増します
ブルードスチールや青焼きなどと呼ばれます
オートバイのマフラーとか台所の火を使う場所、
青っぽく変色しているのをイメージしていただけると
分かりやすいでしょうか
あの焼き具合、実は結構難しく
焼きが甘くても、焼きすぎても
変色や退色などの原因となってしまうのです
絶妙な焼き加減を与えたときのみ
恒常的なブルーを維持するのです
コチラのフランク
ハンドは本来ブルードスチールです
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おそらく焼きが甘かったのでしょう
>焼きすぎはこのような色合いになりません
青味は完全に退色し、地の金色に戻っています
カルティエもほぼお決まりといった感じで
ブルードスチールを取り入れます
現行商品はほとんど見かけませんが
古いものですとこのような 色飛び が見られることもあります
現代の時計は 焼く という手法を省略し
青い焼き色のメッキやインク塗布による染めブルーの
ハンドも見られます
こうした仕様は残念ながら趣に欠ける感があります
味がありません、利益至上主義、大量生産が生んだ
悪しき手法といえるでしょう
【ブルードスチールの○と×】
○:味わい深く 趣が出ます
×:メッキやインク塗布で似せる手法は
いただけません
colle-shiba
甘いと飛びます
2012/01/21(土)