先日、招福門さんで魚翅望年会があった
おいちー(美味しい)ユイチー(フカヒレ)である
北京ダックに最後は炒飯が出てくる“ちゃんぷるー中華”である
この国ではでよくあるパターンw
「中華」っていうくくりが大きすぎて
いつ細分化されるのかと思っているけど
なかなかされません
Q:何食べたい? A:中華
っていう会話はそろそろ止めて欲しいと願っている
答えは 中華 じゃなくて
北京 広東 四川 上海 潮州 客家など地域によって
いろんな中華があるんだから 潮州料理が食べたい っていう答えを望みたい
四川なら日本人の大好きなマーボーがある、フカヒレは潮州料理だ
北京料理はもちろん北京ダックがある、この地方は米を食べない
粉食(小麦)文化なので北京料理屋に様々な炒飯があるのも日本的だと言う事だ
これを知っていると
北京ダックと麻婆豆腐とフカヒレ、締めに炒飯がある店は
“ちゃんぷるー中華屋さん”だということが分かる
実に日本的なお店なのだ
だから未だに 飲茶の店 本格点心舗 とか看板背負っておきながら
まったく点心ではない麻婆豆腐があったりする
意味不明な店もこの国では生きていけるのだ
と、ある望年会でこんなコトを思いつつ
ダックとフカヒレと炒飯頂いて来ました
中華圏へ旅行するとちゃんと中華料理は
地域ごとに分かられているので日本もそっちのほうが
いいのになぁ、っていつも思っているのです
このネタは中国人や香港、台湾などの方に話すと
よく理解してもらえ、盛り上がるのですが
日本人に語ると相当煙たがられる話題
「おまえ 細かいしうるさい、美味しければいーじゃん」ってね
colle-shiba
“中華”な望年会
2012/12/28(金)